NITEが行う新型コロナウィルスに対する消毒方法の有効性評価について ~よくあるお問い合わせ(令和2年6月3日版)~の件について

NITEが行う新型コロナウィルスに対する消毒方法の有効性評価について
~よくあるお問い合わせ(令和2年6月3日版)~の件について

5/29のNITEの中間発表以後に下記URLの内容が掲載されましたので、周知するとともに弊社の見解をお伝えいたします。

  [NITE]  https://www.nite.go.jp/information/osirasefaq20200430.html

  『NITEが行う新型コロナウィルスに対する消毒方法の有効性評価について~よくあるお問い合わせ(令和2年6月3日版)~ (以下一部抜粋)』

Q:「次亜塩素酸水」と「次亜塩素酸ナトリウム」は同じものですか?

A:違うものです。
「次亜塩素酸ナトリウム」は、塩素系漂白剤などの主成分として用いられるアルカリ性の物質で、従来から新型コロナウイルスの消毒に使われています。「次亜塩素酸水」は、電気分解などの手法で作られる酸性の液体で、新型コロナウイルスへの有効性については、現在検証中です。

  Q:「次亜塩素酸水」は、新型コロナウイルスに効果がないのですか?

A:「次亜塩素酸水」の新型コロナウイルスに対する効果については、検証試験が継続中であり、まだ結論は出ていません。
現在、効果の検証作業を、関係機関の協力を得て進めているところです。塩素濃度や酸性度(pH)等の条件によって効果が変化しうるため、評価にあたっては、様々な条件での検証を行う必要があります。
今までのところ、新型コロナウイルスに対して一定の効果を示すデータも出ていますが、2020年5月29日現在、全体として有効性評価を行う上で十分なデータが集まっていないことから、委員会において、引き続き検証試験を実施することとされました。今後、早期に結論を得ることを目標に、検証作業を続けてまいります。
※塩素濃度49ppm(pH5.0)で、20秒で感染力を1000分の1まで減少させた例がありました。

  Q:「次亜塩素酸水」の空間噴霧は行ってもよいのですか?

A:今回の有効性評価は、アルコール消毒液の代替となる身の回りの物品の消毒方法の評価が目的であり、空間噴霧は評価対象となっておりません。
なお、「次亜塩素酸水」を消毒目的で有人空間に噴霧することは、その有効性、安全性ともに、メーカー等が工夫して評価を行っていますが、確立された評価方法は定まっていないと承知しています。メーカーが提供する情報、経済産業省サイトの「ファクトシート」などをよく吟味いただき十分に検討を行っていただいた上で、判断をお願いします。

  Q:「ファクトシート」は、経産省・NITEの見解として出されたものですか。

A:本資料は、新型コロナウイルスの消毒において期待される「次亜塩素酸水」について、その販売実態や空間噴霧をめぐる事実関係を、現時点までに得られた情報に基づいて経済産業省がまとめたものです。経産省やNITEとして何らかの見解を示すものではありません。今後、新たな知見が得られましたら随時修正が行われます。
また、「ファクトシート」に記載の内容についてのお問い合わせは、以下にお願いします。
  経済産業省 e-mail:daitai-kensho@meti.go.jp
※お電話でのお問い合わせは、経済産業省のコールセンターにお願いします。
コールセンター電話番号:0570-550-612  


《弊社コメント》

5/29のNITEの中間発表を受けての報道(一部誤報あり)により、ユーザー様や関係者様を不安させてしまったことは、深くお詫び申し上げます。

今回のNITEのよくある質問(上記参照)にもあるように、「次亜塩素酸水の空間噴霧については、メーカー等の情報や見解をもとに使用者側にて判断ください。」ということに結論づけられております。

弊社としては、先日のコメントにも記載しましたとおり、「次亜塩素酸水は空間噴霧が有効であり人体にも安全であるという根拠」(福﨑智司先生の「次亜塩素酸の科学-基礎と応用-)にある「次亜塩素酸水は空間噴霧が有効であり人体にも安全である」という論拠に基づき、商品の製造をしております。

弊社商品を空気噴霧するか否かについては、この弊社見解をもとにご判断いただけると幸いです。

今回の一連の報道で一部誤報はあったものの、その内容を真摯に受け止め、弊社はユーザー様や関係者様にその安全性をご理解いただけるよう、今後取り組んでいく所存でございます。

引き続き、弊社および弊社製品(3年間の実績あり)を何卒よろしくお願いいたします。

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